興信・探偵業に存在する無数の協会
○○探偵協会
××興信業協会
日本探偵△△協会
などなど、挙げればきりのない協会団体が探偵・興信業の中には存在しているのだが、これは一体何?という話をしたい。
恐らく10以上のこういった団体が日本には存在しているが、これについてはおおまかに3種類に分けられる。
◎社団法人
代表例:日本調査業協会が代表例。その他東京都調査業協会のように、各地方ごとに存在している
社団法人とは、内閣総理大臣(国家公安委員会)許可を受け、警察庁を監督官庁とする日本で唯一全国組織として公認された公益法人
一番許認可の難しい協会ではある為信頼出来ると思いきや、東京都調査業協会の会長が個人情報の詐取により逮捕されているような協会である。
◎NPO(非営利団体)
日本探偵興信業協会などであり、ほとんど形骸化している。
◎任意団体(法律が定めた法人格を持たない、文字通り”任意”での集まりであり、あくまで私的な集団を指す。誰の許認可も必要無い)
厳密に言うと、”協会”という呼称の使用に法律上の制限は無く、使用に関して許認可が必要では無い。
まず、世間的な探偵・興信業というもののイメージは、未だグレーな物という味方であろうと思われる。
よく分からない
因に私はどこにも属した事もなければ、今後属する必要性も感じていない。それでも十分営業出来るし、顧客の信用が得れている。協会などそんな程度のものだと思っておいて良い。
信頼性を示したいという目的でこういったものが組織され、そこに集っていっているというのが実態であり、だからといって信頼出来るかどうかは別問題である点を理解していただきたい。
何せ日本調査業協会という一応一番大きい協会でも、会長が捕まるくらいなので、その点はあまり気にしなくても良いかとは思われる。
ただ、その後は結構自浄努力をしているようであり、問題のある会社の入会を断っていたり、協会員の苦情を受付ていたりする活動を行っている様子ではあるので、一番マトモな協会であるとは言える。
しかし、「協会に属しているから」という基準で探偵社を選ぶべきでは無いと思われる。