ガルエージェンシー
とうと来たかという印象。
消費者団体 都内の会社を提訴
首都圏を中心に展開する大手探偵会社「MR」(東京)が依頼者に示している高額の解約金条項などが消費者契約法に違反するとして、適格消費者団体「埼玉消費者被害をなくす会」は19日、同社に条項の使用停止などを求める訴訟を東京地裁に起こした。
探偵業者と依頼者のトラブルを巡り、国の認定を受けた消費者団体が業者を訴えたのは全国初。
2012年10月20日 読売新聞
今年に入ってからの見せしめ吊るし上げ的な探偵業者及び情報提供業者の摘発だったが、違うアプローチからの揺さぶりが起った印象である。
そしてとうとう本丸に対して来たか?という印象だ。
このMRという会社は一応売り上げは国内で1番の会社なのは有名であったが、解約手数料を20%もとっているとは知らなかった。
まぁ取り過ぎだとも言えるし、もっと早く改善しておくべき点ではある。
正直言って私の会社も以前は10%としていたが、2年前から5%にしている程だ。
ただでさえ高額の調査料金と、グレーな業界である事を考えると、一般的な社会通念から逸脱している業界であるという見方を社会からされている感覚が麻痺していると指摘されているのだと思う。
この会社に対しては私は何の繋がりも無いので何とも言えないが、私の多くの知り合いは結構オコボレをもらっているので、あまり悪い印象を持っていない。というより、もう少しメディアに対する露出を自粛しておく事が重要だったのではないかとは思う。
いずれにせよ、これにより権力側の存在意義はますます大きくなった。
社会が成熟していく中で無菌社会となっていく中、存在の必要性を誇示する為にはこういう流れになるのかもしれないが、探偵業者として益々やる気が失せたというのは率直な感想ではある。
消費者団体が業者を訴えるという内容だったが、そもそもこのような事になるに当たり、何か背後でうごめいている感も否めない。
埼玉と言えば昔から存在する日本の大手2社(原○とファ○リー)があるが・・・
というより、こんな事件よりも滑稽だったのが探偵ファイルである。
「お前に言われたかねーよ、と」
今では同じ土俵にも登れていない外野というのは業界内では有名だが、一読者にはバレていないようだから、お祭り騒ぎで嬉しそうだ。
というよりもこの人に探偵を語って欲しくは無い。こんな事の数百倍、探偵という印象を落とした過去がある事を忘れないで欲しい。
もとはと言えば、現在探偵をやっている人間からすると、これだけ探偵に対する風当たりが強いのも、散々色々な悪さをやって来た過去があるからなのを自覚していないのか?
全くどのツラ下げて、という話だが尻拭いをしている現役をあまり馬鹿にしたような言い方はしない方が良い。
BOZU