ちょいワル探偵の言いたい放題

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離婚したく無いから探偵に依頼する・・・?

よくある質問に

「夫が浮気をしていて離婚を迫られている。どうすれば良いか?」

という相談がある。

そうして話をすすめると、相談者は離婚に向けて準備をしたいが、何から始めたら良いか分からないとも言われる事が多い。

 

ここでいつも長時間かけてお話するのだが、そもそも何故旦那に離婚を言われただけで離婚に向けて準備する必要があるのか?という点である。

相談者の大半にその理由を尋ねると決まったように、「今の旦那と、もうやり直せる自信が無い」と言う回答が返ってくる。

 

確かに浮気相手にハマってしまい、妻に離婚を切り出している状況の旦那というのは、結婚した時とは180度違う別人格になってしまっている事が多く、その上別れる口実を妻である相談者のせいにしたいあまり、ある事ない事を並べ立て相談者の人格を否定するような言動をする事が多い。

 

そんな中でも、将来の事や子供の事、更には家庭全体の事を考え健気にやり直そうと努力していたものの、我慢の限界が来てしまい忍耐力が切れた時点で相談に来られているので、やれる事をやった上で相談に来られており、そう思われているのも理解出来るのだが、ここでいつも私は次ような提案をしている。

 

まず、離婚する事を前提に物事を考えるべきでは無いという点。

そもそも、結婚とは契約行為である。その結婚生活が継続していくという前提で、住宅を購入したりその他様々な事項を決めてきた訳で、それがある日突然夫の都合だけで家族が路頭に迷わなければいけないというような状況はあってはならない。

ましてやそれが、新しい相手が出来たから別れてくれ。という事は通用しない。

 

だからこそ、まずやるべき事は離婚に向けた準備などでは無く、何故こんな状況に至っているのかをしっかり把握しておくべきであり、その事実が確認出来た時点で次の手を考えるべきなのである。

離婚を迫る夫に根負けして離婚に応じるなんてことは絶対にあってはならないし、慰謝料や養育費を材料に離婚を迫る事があるが、離婚してからの養育費の支払い率が1割を切っている現実を直視するべきである。

 

何度も言うが、結婚は契約であり、それを一方的に破棄する事は出来ないし、そんな事に応じるべきでは無いのだ。

妻には妻の権利があり、身勝手な行為から守られているという権利も、日々の生活費をもらう権利もある。

 

だからこそ、まず現実を把握する。そして離婚の不受理届けを所轄の役所へ提出し、勝手に離婚届けを出されないようにする事がまず起こすべき行動なのである。

 

もっと重要な点は沢山あるのだが、長くなったので次の機会に。